これであなたも船酔い克服!!

船酔い対策室
此処に来た貴方は、きっと船酔いに苦しめられたに違いない。そう、まるで私のように。
          ある時は、排気ガスの煙にやられ・・またある時は、ベタ凪にすら酔ってしまい貴重な一日をパァーにしてしまった・・・。                             

  まずは、船酔いの原因を徹底的に検証してみよう。

 排気ガス 意外とこの排気ガスで酔ってしまう方が多いです。特に夜のイカ釣り。
 波 船酔い=高い波 ばかりじゃない。ベタ凪でも全然 酔えますよ〜。
 睡眠不足 前夜ウキウキして眠れなかった人もいるのでは?
 疲労  極度の疲労は集中力も低下します。
 煙草の煙 私は愛煙家にもかかわらず、他人の煙草の煙が痛恨の一撃となり
ダウンした事が何度もあります。 ノンスモーカーなら、尚更ですよね。
 極度の空腹 逆に、お腹いっぱいも良くないのかもしれない。
 便秘 腸の不快な感覚がもとで自律神経が不安定になり、ちょっとした刺激で酔いやすくなる。便秘や下痢の時も酔いやすくなるという。
これは、釣りや船酔いに関係なく治しておきたいものですね。
 おまつり やはり、一番多いのがこのパターン。1点集中は危険ですね。
 夜釣り 周りの景色が見えなくなる(暗闇)為か。
夜釣り→イカ釣り→集魚灯→排気ガス この図式もあるある。
 トラウマ 以前の船酔いの記憶が蘇る、最初から気持ちで負けてるパターン。
 オキアミ臭 夏場のアキアミの臭いは強烈ですよ。匂わないオキアミ希望。
 全く釣れない 番外編ですが、こーいうのも、あるあるあるある!!


   うむ。これで船酔いのメカニズムを徹底的に検証できたって訳だ!
各原因についても、多少なり対策方法はあるようだ!諦めずに頑張ろう! 

原因 対策
 排気ガス 揺れが少なく、船の排気ガスが当たらないところに座りましょう。
船の重心は真ん中よりやや後方にあります。その重心を支点にして上下に揺れますので、支点の辺りに座るようにします。。
 波 天気予報の「海上の波の高さ」に注意して下さい。
 睡眠不足 前日は可能な限り睡眠時間を多く取ってください。
 疲労  前夜の飲み過ぎは、もちろんNG。 不摂生は、ほぼ100%ダウンしますから、前日は品行方正に過ごしましょうネ。お仕事もほどほどに!
 煙草の煙 喫煙者に近づかない。喫煙者のいるキャビンに入らない。
煙草の煙は、排気ガス同様、一度匂ってしまったら致命傷です。
喫煙者に直接お願いしてみてもいいでしょう。
 極度の空腹 乗船時には満腹感も空腹感も感じないくらいになるよう、時間を考えて軽めに取ります。おにぎり・スナックパン等、こまめに食べられるものを持っていくのもいいかもしれません。(少しずつ食べ続ける)
 便秘 日頃から食物繊維を多く摂り、こまめに水分補給をして便秘体質を改善しましょう。前日・当日は、消化の良いものを選びましょう。
出すものは、乗船前にしっかり出しておこう。
 おまつり おまつりを解いていて船酔いになってしまうくらいなら、船長にお願いしましょう。他の人とおまつりした場合は、相手がベテランさんだったら事情を説明してお願いしてみてもいいかもしれません。
いずれにしても、船長に助けてもらうのがベストです。
 夜釣り 酔い始めたら「遠くを見ろ」とよく言いますが、夜釣りでは暗闇の中、遠くの景色なんて・・不可能です。
音楽を聴くなり、歌を唄ったりして乗り越えましょう。
 トラウマ 思い込み!というものは、何より恐ろしいものです。
私も以前、船酔いを恐れるあまり、釣りに向かう途中の高速道路で酔ってしまった苦い経験をしました。
船に乗る前から酔ってしまう典型的な最悪のパターン。
気合と思い込みは紙一重、心意気を強く持つことが肝心です。
 オキアミ臭 仮にマスク等をしていても、あの強烈な匂いは消せません。
比較的 香りの強いガムなどを噛むなどして、ごまかし作戦もある。
出来るだけ新鮮なオキアミを使うようにしましょう。
オキアミ臭に慣れてしまうという手もあるが、相当な時間が必要。
 全く釣れない 船長よろしく頼むぜ!とお願いする他ありません。または、君の運次第!


 さぁ!船酔いの原因と対策は、これでバッチシ!
 もう少し簡単にまとめてみよう! 

充分な睡眠 (二日酔い・疲労などはダメ)
腹 5分目〜8分目まで (空腹・満腹NG)
船の中心部に乗る  (前(ミヨシ)や後ろ(トモ)は動きが大きいのでダメ)
遠方を眺める (オマツリをほどいたり、ラインシステムを組んだりはダメ)
自分は酔わないと思い込む 信じる
体を冷やさない (海上の寒さで体力を奪われてしまってはいけません)
釣りに没頭する (釣果にも差が出る)
ナギの日を狙う (高気圧の中心が日本の真上にくる時)

以上のことは、船酔いする方は大抵やっていると思います。
究極の秘訣はこれです。

 
酔い止めを船に乗る前日から飲むことです。     
 通常、船酔いする方は船に乗る前には飲むと思いますがそれだけでは絶対に酔います。私がそうですから
前日夜に1本飲み、朝乗船前に1本飲んで下さい。これで大抵は克服されると思います。
ほんとに船に弱い私が酔わなくなりましたから太鼓判押しますよ。
 えっ 乗船が夜? それはそのまま時間んをずらして飲めばOKです。私はこれで人生観が変わりました。

酔い止め薬はなんでも良いと思いますが私はこちらをお勧めします。
決して小林薬品の回し者ではありませんので・・・
セイブ」は海釣りをされる方など、知る人ぞ知る酔い止め薬ですが、残念ながら普通の薬屋ではなかなかお目に掛かれません。



カプセルのアネロンとかも良く効くと言われます。


エスエス製薬 アネロン「ニスキャップ」 どこの薬局でも販売。
《船に乗る前夜》寝る前に「アネロンカプセル」を飲みます。
十分な睡眠をとり、朝はごく軽く食事をして、船に乗る30分前に再び「アネロンカプセル」を飲みます。
他にも、各メーカーから酔い止めの薬が出ているので、いろいろと試して見るのもいいかもしれません。